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保育園に預けてしばらくたつのに、いまだに毎朝泣いている我が子…
- 慣らし保育も終わり、お友だちは泣かずに登園しているのにうちの子はどうして慣れないの?
- 保育園で泣く子と泣かない子の違いって何?
保護者としては、切実な悩みですよね。
- 保育園で泣く子泣かない子の違いや対処法
- 保育士の意見を聞きたい
少しでもあなたの不安がなくなったら嬉しいです。
どうぞご覧ください。
Contents
保育園でいつまでも泣く子の特徴は?
そろそろ保育園に慣れてもいい頃なのに、いつまでも慣れず泣いているお子様もいます。
今までたくさんのお子様をお預かりする中で、いつまでも保育園に慣れず泣いているお子様には次のような特徴があると感じました。
- ママ(おうちの人)と離れたくない
- 保育園に預けられることを納得できていない
- 保護者が在宅ワークである
- 比較的、時間に余裕がある働き方である
- 泣けば、在宅ワークに切り替えてもらえるなど、なんとかしてもらえる環境
- 保育園以外に、ばあばなどにみてもらえる環境である
- 保護者自身、預けることに後ろめたい気持ちがある(ことが伝わっている)
こどもは幼いながらも色々なことを感じています。
いつまでも保育園に慣れず泣いて登園する子は、ある程度保護者に時間的な余裕があり、泣けば保育園に行かなくてもすむ家庭環境のことが多いです。
また、保護者に「保育園に預ける=かわいそう・不安」といった、後ろめたい気持ちがある場合も当てはまります。
保護者のネガティブな気持ちがお子様に伝わるもの。
- 保育園に預けなくても何とかなってしまう
- 保育園や保育士にネガティブな思いがある
- お子様を保育園に預けることに迷いがある
これらが大きな原因になっていると言えるでしょう。
保育園で泣く子と泣かない子の違い…泣かない子の特徴
逆に、慣らし保育の時期からほとんど泣かず、パパやママと離れられるお子様もいます。
そういったお子様の特徴をまとめました。
- 外交的で家にいるより外の世界に興味がある性格
- 核家族で両親以外みてもらえる人が近くにいない
- 両親ともに多忙(フルタイムだったり、勤務地が遠いなど)で時間に余裕がないことを理解している
- 共働きしないと生活が苦しい家庭
- 保護者が保育園や保育士を信頼している
- 保育園に預けられることに納得している
本人が保育園に預けられることに納得できており、”保育園に行くしかない”緊急性がある家庭のお子様はすぐに慣れ、泣かずに登園できる傾向があります。
下の子(長女)はかなりの人見知りでしたが、意外と泣かずあっさり保育園に入っていき驚いた記憶があります。
家庭状況から、預けられることに納得していたのだと思います。
保育園で朝泣くようになった…2歳だけど大丈夫?
今までずっと泣かずにバイバイできていたお子様が、突然泣いてなかなか離れられなくなってしまうと、保育園で何かあったのでは?と心配になってしまうことでしょう。
ずっと保育園に通っていて慣れているはずのお子様が、「2歳になり泣くようになってしまった」というケースはよくあります。
登園を嫌がる原因を知ることが対処法の第一歩。
そんな時、保育士は保護者に保育園での様子を知らせるとともに、家庭でのお子様の様子や家庭状況の変化はないかなどを伺います。
お子様が情緒不安定になる原因の一つに”家庭状況の変化”があるからです。
主な家庭状況の変化は
- ママが妊娠した
- 夫婦仲の悪化
- ママが多忙になった(パパの場合も有)
などが挙げられ、お子様が不安定になった時に当てはまる傾向があります。
原因がわかれば、保育園と家庭でお子様が安定して過ごせるようにタッグを組むことができますね。
大体の場合は一過性であることが多く、再び泣かずに登園できるようになるので安心してください。
2歳のお子様は色々と物事を理解できるようになるお年頃。
今までは何となく預けられていたお子様も、少しの気持ちのゆらぎで泣いて訴えるようになります。
それだけではなく、2歳前後はイヤイヤ期に突入する時期でもあり、激しく泣いてアピールすることが増えるため、パパやママは驚いてしまうかもしれません。
保育園で泣く・泣かないは愛情不足とは関係ない
保育園にすぐ慣れて初日から泣かずに保育園に通えるお子様、逆になかなか慣れず毎朝泣いて登園するお子様、どちらもおうちの人の愛情不足は関係ありません。
お子様が登園するとき泣いてしまうのは、おうちの人(特に母親)との愛情形成・信頼関係が築けているからこそ。
親子ともに愛情をたっぷり感じているからこそ、お子様は泣いたり親は心配するわけですね。
中にはいまだに”保育園に預ける=愛情不足”というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、間に受けず自信を持って子育てしましょう。
登園時に泣くからといって、愛情不足というわけではありません。
保育園で毎朝泣く子への対処法5選
ポジティブな気持ちで預けすぐに去る
「保育園に預けるのが不安、かわいそう」という気持ちを抑えて保育士に預け、泣かれても振り向かず保育園をあとにしましょう。
保育園は本来楽しいところ。
お子様に「保育園は楽しいよ」「今日はどんなお遊びができるかな」と声をかけ、前向きな気持ちで登園しましょう。
預けて間もない頃、保育園に預けることに心配や不安があるのは当然です。
しかし、その気持ちはお子様に伝わりやすく不安にさせてしまうもの。
不安な気持ちを抑え、明るく預けて去るようにしましょう。
慣れるまで預け先は保育園だけにする
保育園に慣れ泣かずに登園できるようになるまではじいじやばあばに頼らず、預け先は保育園だけにしましょう。
毎朝お子様が泣く姿を見ると、おうちの人もくじけそうになってしまうものです。
だからと言って、「ばあばにみてもらおう」「ばあばのおうちに行く?」と言ってしまうと、こどもはまちがいなく「ばあばのうち」を選ぶでしょう。
その後は、「泣いたら保育園に行かなくてすむ。ばあばにみてもらえる」と認識してしまいます。
また、じいじやばあばの方から「保育園で泣くのはかわいそうだから、うちでみてあげようか?」
と言われるかもしれませんが、慣れるまでは気持ちをぐっとおさえて保育園に託しましょう。
もちろん、体調が悪いからみてもらう、ということはあるでしょう。
しかし、基本的に「預け先は保育園だけ」にするのが早く慣れるコツです。
こどもにお迎えにくることを伝える
お子様にとって、朝から夕方のお迎えまでは果てしなく長い時間に感じられるものです。
保育園に慣れるまでは、いつお迎えにきてもらえるかゴールが見えず、不安な気持ちで過ごしているのです。
「お仕事が終わったら、すぐにお迎えにくるからね」
と、毎日繰り返し伝えてあげましょう。
毎日同じくらいの時間にお迎えにきてくれることがわかると安心し、泣かずに離れられるようになります。
当たり前のことに感じられますが、とても大事なことなので繰り返し伝えて安心させてあげましょう。
担任や担当の保育士と仲良くなる・相談する
お子様を初めて保育園に預ける時、パパやママは不安でいっぱいですよね。
- 我が子をちゃんとみてくれるかしら
- 虐待されていないかしら
- 先生たちにかわいがってもらえるかな
保育園に預けてから、色々な不安がよぎると思います。
担任や担当保育士との信頼関係が築けるまでは安心できないのが親心。
しかし、不安な気持ちはお子様にも伝わり、不安定にさせてしまう原因になってしまいます。
パパやママが、不安な気持ちを表に出さないことも、お子様が泣かずに登園できるようになるためには必要です。
そのためには、担任や担当保育士とコミュニケーションをとり、不安なことやお子様の様子を聞いてみましょう。
- 担任や担当保育士とたくさんコミュニケーションをとり信頼関係を築く
- 不安なことやわからないことはその都度聞く
- お子様の様子を伝え合う
保育士も、保護者の方とコミュニケーションをとり、お子様が園生活に慣れるようにサポとしたいと思っています。
些細なことも保育士に聞いてみましょう。
パパママと先生が仲良く話し、信頼関係を築いていく姿をみてお子様は安心するものです。
「ママと仲良く話している。この先生は安心できる人なんだな」と認識すると、保育園が安心できる場所に変わり、次第に泣かなくなっていくでしょう。
お気に入りの先生を把握する
保育園に通っているうちに、なかなか保育園に慣れないお子様はお気に入りの先生がいるものです。
毎朝泣いて登園しても、お気に入りの先生にくっついていれば安心し泣き止むことができます。
登園した時、お子様のお気に入りの先生がいないか探してみてください。
お子様が目で追っている保育士がいたら、それがお気に入りの先生である可能性が高いでしょう。
朝その先生にお子様を預けると、泣かずに離れることができるかもしれません。
わからなければ、担任や他の保育士にきいてみるのもおすすめです
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保育園初日に泣かないのは発達障害?
結論から言うと、保育園や幼稚園登園初日に泣かないことは発達障害とは無関係です。
誰もが当然泣くだろうと予想する保育園初日ですが、中には初日から泣かずに保育園に登園できるお子様もいます。
そうなると心配されるのが
という悩みです。
発達障害のお子様の中には、
- 両親との愛着関係が育ちにくい傾向がある
- まったく人見知りをしないお子様もいる
という傾向があるといわれているためです。
しかし、初めて離れる時に泣かないお子様=発達障害児、とは言い切れません。
それだけで発達障害児と決めつけることはやめましょう。
保育士監修…保育園で泣く子泣かない子の違いと5つの対処法・まとめ
お子様が保育園に登園した時に泣いてしまう主な原因は
- おうちの人と離れたくない
- 保育園に預けられることに納得していない
- 保育園が安心できる楽しい場所だと認識していない
- 保護者が保育園に預けることに後ろめたい気持ちがある
などがあげられます。
お子様が登園時に泣いて離れない時の対処法は
- ポジティブな気持ちで保育園に預ける
- 慣れるまで預け先は保育園のみにする
- お子様に繰り返しお迎えにくることを伝える
- 担任や担当保育士と仲良くなる・相談する
- お気に入りの先生を把握し託す
保育園に慣れ、登園することに納得できるようになるまでは、一人ひとり個人差があります。
数日で泣かなくなるお子様、なかなか慣れずいつまでも泣くお子様…と保育園に泣かずに通えるようになるまでの期間は個人差があるものです。
おうちの方は毎日泣かれてしまうと心配で、保育園に対する不安も募ってしまうかもしれませんが大丈夫です。
むしろ、
我慢せず泣いて感情を表現できている方が健康的です。
お子様は日々成長し、徐々に大好きな先生やお友だちとかかわる楽しさを覚えていきます。
歌ったり製作したり色々な遊びを楽しむなど、家ではできない楽しいことができる場所として保育園を好きになっていきますよ(^^♪
どうか、不安な時期を乗り切れますように。
保育士は1日も早く安心して預けてもらえるよう、誠心誠意尽くしているので安心して託しましょう。