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現役保育士・2児の母、いえなゆうです。
0歳の赤ちゃん向きの絵本がたくさんありますが、「いつから読むの?」という疑問や赤ちゃんに見せてもわからないのでは?絵本を読み聞かせる効果も赤ちゃんには期待できないよね…と思われがち。
実はそんなことはなく、0歳の赤ちゃんでも絵本は大事な教材なんです。
また、いつから?というのは明確な答えはありませんが、私は「生後1・2ヶ月から楽しめる」と思っています。
なぜなら、絵本を見ることは、赤ちゃんにとって大事な遊びであり、運動でもあるから。
ここでは、私がベビーシッターで赤ちゃんに絵本を見せた時の反応や効果について、2ヶ月~6ヶ月まで月齢別にご紹介します☺
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Contents
ベビーシッターでシッティング中、赤ちゃんに絵本を見せた時の反応・低月齢(2ヶ月~6ヶ月)編
2ヶ月の赤ちゃん
・新生児期に比べると、からだつきがしっかりしてくる。ふにゃふにゃ感がなくなる
・筋肉が発達し、手を伸ばそうとしたり、声がするほうに首を動かせるようになる
・首は完全に座っておらず、自由自在に動かすことはできない
・視力があがる、見える範囲が広くなるので、目でものを追えるようになる
・自分の声を出して楽しむ(あー、うー、クーなど)
・笑顔をたくさんみせてくれるようになる
・まとめてねんねできるようになるが、4.5ヶ月ほどではない。
シッティング中の反応
2ヶ月の赤ちゃんのシッティングは、主にねんねの状態か抱っこであやしたり授乳したり。
ごきげんなときに、ねんねの状態で絵本をみせました。
はっきりした色使いの絵本を用意し、見せてあげると、しばらくの間見ていて、時々「クー」と声を出すことも☺
また、思い通りに首を動かせないので、同じ体勢に飽きてきて(疲れて)ごきげんななめになりがちな月齢。
そんな時は、赤ちゃんの右から見せる⇔左から見せる・上から見せる…など、赤ちゃんの首をゆっくり動かせるようなサポートをしてあげると良いです。
向きを変えてあげることで、一定時間の絵本タイムが楽しめて、その後もぐっすり眠ってくれることが多いです♪
3ヶ月・4ヶ月の赤ちゃん
・首が座り、縦抱っこしやすくなる(首のすわりには個人差があるので、あくまで目安です)
・首を自由に動かせるようになり、キョロキョロする
・笑顔や表情が豊かになる
・声を出して笑うようになる
・顔・身体全体の肉付きが良くなり、ぽっちゃり赤ちゃん体型になる
シッティング中の反応
2ヶ月の頃より体や首回りがしっかりしてくるので、左右から絵本を見せると、さっと顔の向きを変えて見れるように。
また、声や音が赤ちゃんのツボにはまると、ケラケラ声を出して何度も笑ってくれたりします♪
反応が良くなるので、絵本でシッティングしやすくなる時期☺
まだ、寝返りはできないことが多いので、ねんね(仰向け)の体勢に飽きるとぐずり始めます。
そんな時は、抱っこしたり短時間、床に腹ばいにしてみましょう。
床の腹ばいは、腕を伸ばして首を持ち上げ、筋肉を使う良い運動になりますし、仰向けに疲れた赤ちゃんのリフレッシュにもなります。
しかし、3ヶ月前半だったり、首を持ち上げるのが苦しそうな発達段階の場合は、無理せずすぐに抱き上げてあげてくださいね。
ごきげんがなおったら、再び仰向けにして絵本タイムを☺
見終わったら、「おりこうさんだね」「絵本たのしかったね」など、優しく声をかけてあげましょう。
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5ヶ月・6ヶ月の赤ちゃん
・早いと人見知りが始まる
・パパやママなど、いつも見る顔を認識できるようになる
・腰が座り、6ヶ月頃にお座りができるようになる(個人差がありますので、目安にしてください)
・腰が座り、寝返りが始まる
・離乳食開始
・自分から声を出し、相手にコミュニケーションをとろうとする
シッティング中の反応
この時期は、「はじめまして」やまだ出会って1,2回の頃の赤ちゃんだと、シッティングに伺った時、赤ちゃんが人見知りで不安そうな表情になることも。
そんな時こそ、絵本の出番☆赤ちゃんが好む、はっきりした色使いの絵本や音が出る絵本を見せてあげると、安心してくれることが多いです。
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また、寝返りやお座りができるようになってくる時期。
ねんね期とちがい、色々な体勢でシッティングができますので、お互いラクになります。
仰向けより、大体の赤ちゃんは寝返りをうち、腹ばいやお座りの体勢を好む印象。
なので、その子が好きな体勢で絵本をみせてあげましょう☆
顔を見ると人見知りで泣いてしまう場合は、外向きに膝の上にお座りさせてみればまぎれることが多いです。
自分から絵本に手を伸ばそうとしたり、紙の感触を楽しむ姿も♪
さいごに・低月齢の赤ちゃんに絵本を読み聞かせした時の効果は?

現役保育士・2児の母である私、いえなゆうが実際にベビーシッターとして、シッティング先で赤ちゃんに絵本を見せた時の反応や見せ方をご紹介しました。
0歳の赤ちゃんは、成長が著しい。なので、成長具合に基づいて絵本を見せることが楽しめる秘訣です。
ベビーシッターだと、定期的に同じ家庭に伺っても毎日会うわけではありませんし、単発で「はじめまして」のお子さまも多い。
毎日会う親子や保育園の先生のような信頼関係はないわけです。
それでも、絵本を見せる・読み聞かせる・語りかけることで、その場の緊張が和らぐ効果があります。
また、その他の効果としては、赤ちゃんにとって良いあそび・運動になる→(ぐっすり寝てくれる効果もありますよ)ということ。
これが1歳・2歳…と成長すると他の効果にもつながっていきます。
0歳の赤ちゃんから絵本を見せてあげることは、習慣づけること、質の良い遊びと運動で生活リズムが整うこと。
大人とのやりとり、スキンシップにもなり情緒が安定すること…
ただ、テレビの画面をみせているだけの一方的な遊びとは違うんです。
まだわからないから、記憶にのこらないから、と絵本を見せないのはもったいない!
ぜひぜひ、低月齢のうちから見せてあげてくださいね☺
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