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こどもに絵本の読み聞かせがよい、というのはよく聞く話ですが、「赤ちゃんにはいつから絵本を読めばいいの?」と思うママやパパが多いようです。
「赤ちゃんに読んでも意味がわからないし…いつ頃から絵本を読んであげればいいのかな?」
0歳の赤ちゃん相手だと、こんな風に思われがち。
しかし、0歳の赤ちゃんでも、絵本はよーーーく見ています。
意味はわからなくても、絵本の色彩をじーっとみたり、声を聴いているのです。
この記事では、
をご紹介します。どうぞ、ご覧ください。

■関連記事→絵本の読み聞かせ効果は絶大!育児のイライラにも効く、絵本の効果とは?
Contents
赤ちゃんの絵本の読み聞かせはいつから?
生後1.2ヶ月頃から読み聞かせしてあげましょう。
0ヶ月の新生児期も良いですが、まだ生活のリズムが定まっておらず、さまざまな欲求で泣いている回数も多い時期。
だから、少し落ち着いてくる1.2ヶ月頃開始するのが良いかな、と思います。
ワンオペ育児のママなら、新生児期は赤ちゃんと一緒に体を休めるためにも、ね☺
この頃はもちろん、言葉の意味を理解することはできません。
しかし、身体全体で読み聞かせの心地よい声やリズミカルな音を聞いて楽しんでいるのです♪
特に、赤ちゃんの聴覚は早くから発達していると言われているので、優しくゆったりした口調で読み聞かせしてあげましょう♡

赤ちゃんにとって、絵本の読み聞かせの効果は?

読み聞かせの効果1.絵本が好きになる
パパやママ(おとな)に小さいうちから読み聞かせをしてもらった子は、絵本が大好きになります。
これは、将来的に本を読む習慣がつく、ことにつながります。
実例を出すと、赤ちゃんの頃から絵本を読んでもらっていた私(祖父母や母に)は、今でも本を読むことが大好き。
また、だからか作文を書くことも好き・得意な学生でした(自分でいうのも恥ずかしいですが)。
しかし、小さい時に絵本を読んでもらう習慣がなかった私の夫は、学生時代自ら本を読むことがなく、作文も苦手だそうです。(文系ですが)
しかし、夫の友人(勉強できる)は私と同様、絵本に親しんでいたようで、学生時代も本をよく読み、国語の点数もよかったそう。私も彼のことを知っていますが、彼の語彙力の多さ!には驚かされます。
小さい頃からの絵本の読み聞かせの習慣は、確実に効果があると言えます。
読み聞かせの効果2.語彙力が増える
上に書いた夫の友人の例がこれに当てはまります。
小さい頃から言葉のシャワーを浴びることで、赤ちゃんは言葉をどんどん脳にインプットしてゆきます。
溜めて溜めて…2歳前後に爆発しておしゃべりがはじまるのです。
脳にたくさんの言葉をインプットし、語彙力が増えると、スムーズなおしゃべり・会話ができますし、ストレスなく気持ちを言葉で伝えることができる子になります。
もちろん、発語には個人差があります。
しかし、たくさん読み聞かせしてもらった子(話しかけてもらった子)とスマホやテレビ相手に遊んでいた子を比較すると、発語がスムーズなのは前者です。
赤ちゃんに語彙力を増やすのに、一番簡単で誰でもできる方法、それが『絵本の読み聞かせ』なのです。
読み聞かせの効果3.読解力がつく(勉強できる子になる)
語彙力が増えるとともに、絵本を習慣的に読んでもらっている子は「読解力」が身につきます。
まだ赤ちゃんなので、将来的な話ではありますが、小さなうちから簡単な絵本を読んでもらう習慣がいずれ読解力の理解につながるのです。
読解力がないと、問題の意味が理解できませんよね。なので、絵本の読み聞かせは勉強の基本と言えます。
読み聞かせの効果4.集中力がつく
小さいうちから絵本を開き、繰り返し読み聞かせてもらうと集中力がある子になります。
声がすると自然に「相手の話をきく」姿勢になるのです。これってとっても大事なことです。
今増えている学級崩壊なども、おとなの話を聞けない・聞こうとしない子が多いのが原因。(我が子が小学生の時、実際目にして驚愕しました…)
そんなこどもが増えないよう、赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせを習慣にしましょう。
読み聞かせの効果5.親子(おとな)との絆が深まる・情緒が安定する
赤ちゃんの時から繰り返し絵本を読んでもらうと、「ぼく・わたしのために読んでくれているんだ」と思うようになります(無意識に)。
また、絵本を読んであげるとき、おとなは赤ちゃんのそばにいきます。
目の前に座ったり、お座りできるようになったらひざの上に座って読んでもらうこともありますね。
それがスキンシップとなり、赤ちゃんにとって安心・満たされた気持ちにつながり、読んでくれるパパやママ、先生など、おとなとの絆が深まっていくのです。
絵本の読み聞かせをすること、は親子の(こどもとおとなの)簡単コミュニケーションツールともいえるでしょう。

こどもは安心・満たされた気持ちになると情緒が安定します。
逆に、情緒が安定していないと親やおとなとの愛着が形成されず、後天的な発達障害の症状が出ることもあるので、健やかな成長に絵本の読み聞かせはとっても大事なんです。
私も我が子が小さい時、家事や料理は手抜きばかりでしたが(笑)絵本の読み聞かせは意識的に行うようにしていました。
もちろん、今は保育士として保育園のこどもたちにたくさんの絵本を読むようにしています。
みんな大好きで、よく聞いてくれていますよ♡
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どうやって赤ちゃんに絵本の読み聞かせをすればいいの?
0歳1.2ヶ月頃~読み聞かせがおすすめ、ですが、相手はまだまだ小さい赤ちゃん。
どうやって読み聞かせすればいいの?という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたのために、0歳の赤ちゃんへの読み聞かせのタイミングやポイントをご紹介します☆
絵本の読み聞かせをするタイミングは?
赤ちゃんがごきげんな時・一人あそびしている時
低月齢だと、赤ちゃんが仰向けでぼーっとしていたり、手足を動かしていたり、天井をみつめているときがありますよね。
そんなときも、ぜひ読み聞かせタイム!また、その直後赤ちゃんがひまそうになってきたときもチャンスです☆
一人あそびしているときは、ごきげんなので絵本を読み聞かせ出来る時間です。
また、段々と一人あそびに飽きてきた時もチャンス!
ごはんの前、やねんねする前
これも読み聞かせによいタイミングです。なぜかというと、生活の節目のタイミングだから。
特に、離乳食が始まる頃には少しずつリズムがついてくる時期です。
赤ちゃんに絵本を読み聞かせるのに、食事(離乳食)前や午前寝・お昼寝・夜寝前は絶好のチャンス♪なんです。
こんな感じで、生活に取り入れてしまえば、生活リズムもつきやすくなります。
また、寝る前に読んであげるのは、スムーズな入眠や、夜泣き対策にもなるのでおすすめです。
目安は1日1.2冊
絵本の読み聞かせ、何冊くらい読めばいいの?と思いますよね。
ざっくりいうと、1日1.2冊くらいです。
無理してたくさん読むより、毎日1.2回読み聞かせをする習慣をつける方が大事なので、無理せずいきましょう。
ブックスタートにも選ばれる…はじめての絵本・おすすめ3選
「ブックスタート」とは、各自治体が親子に「絵本の楽しさを届ける」ことを目的とした活動です。
※実施している自治体としていない自治体があります
自治体によりますが、赤ちゃんにぴったりな2.3冊の絵本をプレゼントしてくれます。
私が当時住んでいた自治体も実施していて、この2冊を頂きました☺
じゃあじゃあびりびり

「ぶーぶー」「びりびり」など、音がたのしい絵本です。保育園児の赤ちゃんも大好きです♡

たまごのあかちゃん

色々な大きさや形のたまごがでてきます。くりかえし、リズミカルな言い回しで赤ちゃんもよーくみています♪
段々とセリフを覚え、一緒に言ってくれたり、とても楽しい絵本です。

だるまさんが
知らない人はいない?超有名な絵本。「泣く子もだまる」と本の帯に書いてあるとおり、ほんとに泣き止んだことがあります!
「だ・る・ま・さ・ん・が」のところは、だるまさんと同じように動いて読むと、こどももまねっこして楽しいです♪
3冊とも、私が行ったことがあるすべての保育園に置いてありました。さすがです!
ブックスタートでも選ばれるのが納得!の実力派赤ちゃん絵本です。
特に、低月齢の赤ちゃんには「じゃあじゃあびりびり」がおすすめ☆反応がよいです♪
さいごに
赤ちゃんへの絵本の読み聞かせはいつから、どのようにすればいいのか?
そしてその効果やはじめてにふさわしいおすすめ絵本3冊、をご紹介しました。
赤ちゃんは何もわからないから、絵本の読み聞かせは必要ない、と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、そんなことはまったくなく、低月齢の赤ちゃんでも優れた聴力で、全身の感覚を使って絵本を楽しんでいます。
また、その効果も実証されている…「絵本は心の栄養」「健やかな発達に欠かせないもの」です。
良好な親子関係を築くにも簡単かつ効果的☺なので、ぜひ小さいいつから絵本を読み聞かせする習慣をつけてみてくださいね。
乳児向け・絵本たち
〈0歳向け〉
・赤ちゃん(0歳)は絵本をいつから読めばいいの?ブックスタートにおすすめ絵本を紹介
赤ちゃんにいつから絵本を読む?月齢別絵本の見せ方と効果・~6ヶ月編
〈1歳向け〉
・月刊絵本のおすすめ。1歳~月額1000円の、海外のおしゃれなしかけ絵本で脳の活性化!
・1歳向き絵本人気があるのはこれだ!保育士おすすめ絵本17選
〈2歳向け〉
・2歳児の言葉が遅れてる?目安や対応は?
〈絵本の効果〉
・絵本の読み聞かせ効果は絶大!育児のイライラにも効く、絵本の効果とは?
〈シーン別〉
・簡単!色がきれい!乳児向け(0歳1歳2歳)クリスマスに読みたい絵本は?
・絵本の読み聞かせ効果は絶大!育児のイライラにも効く、絵本の効果とは?